La Plume d’ALFI –通訳案内士試験勉強会・会員同士の交流会を開催!

Par Yuya Sano

フランス語を使った交流や、フランスおよびフランコフォン関連団体とのパートナーシップ構築を目的に活動している仏検1級合格者の会(ALFI)。

先日、ALFIは荒川区町屋にあるサロン「町屋びと/La Petite Française」で、通訳案内士試験の勉強会と会員同士の交流会を行いました。今回の「La Plume d’ALFI」では、会員同士の交流に富んだイベントの様子をお届けします。

日本政府観光局(JNTO)が毎年開催する全国通訳案内士試験。一次試験の受験科目として、日本地理や歴史のほか、外国語試験もあります。そして、仏検1級の合格者はこの試験を免除されるのをご存知でしょうか。

ALFIの入会条件は仏検1級合格。つまりALFI会員は有利に全国通訳案内士試験を受験できるのです!

こうした仏検1級合格のメリットを最大限に活かすため、通訳案内士試験の受験を検討している会員も。そこで今回、既にプロのガイドとして活躍しているALFI会員の知識やノウハウを活かし、通訳案内士を目指す会員をサポートする目的で、勉強会を開催しました。

勉強会はまず、参加者の自己紹介から始まりました。静岡や長野、さらには兵庫と、日本各地から集まったALFI会員が、フランス語の勉強歴や仏検1級合格までの苦労を共有。普段は顔を合わせるのが難しい会員同士が直接交流し、お互いを知る貴重な機会になりました。また会員同士で思わぬ再会もあったようです。 

アイスブレイクの後は、ALFI の共同代表で通訳案内士の石野からフランス語のガイドについて説明がありました。通訳案内士試験の概要や、Kanako自身のガイドにまつわる経験談のほか、昨年度の合格者から面接試験の攻略方法などもあり、プロのガイドを目指す上で役に立つ内容が盛りだくさんでした。

さらに、会場には試験対策の参考書や研修用資料が並べられ、試験の傾向を知ることもできました。

Kanakoによる説明の後は交流会の時間。フランスをイメージした「町屋びと/La Petite Française」のオシャレで素敵な空間に囲まれながら、サンドウィッチや温かいコーヒーを前に会員同士で交流しました。

参加者同士で、通訳案内士試験合格に向けた勉強法や、フランス語を維持する秘訣、フランス語を武器に仕事にするコツなど、フランス語学習者が気になる話題について話し合い、終始談義に花が咲いている様子でした。

また、過去に実施していたALFIガイドによる街歩きツアーなど、ALFI会員の得意分野を活かしたイベントをもっと開催できないかという声も。フランス語という共通点を軸に、一人ひとり異なる経験を持った人が集まっているのはALFIの大きな魅力の1つで、企画のネタが尽きません。

今回のALFI交流会の会場となった「町屋びと/La Petite Française」

明るい雰囲気に包まれた通訳案内士試験勉強会と交流会。通訳案内士の資格をこれから取る予定の人だけでなく、既に取得した人にとっても有意義な時間だったのではないでしょうか。

今回のイベントを無事に実施できたのは、会場として使用した「町屋びと/La Petite Française」のおかげです。フランスを思わせる素敵なデコレーションや、満開のバラで彩られたお庭、そしてオーナーMeikoさんのきめ細かな配慮がとても印象的でした。

気になる方はぜひコチラをご覧ください。

ALFIでは、このような会員同士の交流を定期的に開催し、ALFIのブログ「La Plume d‘ALFI」で発信しています。今後もALFIでは会員同士交流できるイベントが予定されていますので、ぜひご参加ください。

コメントを残す