3/25(月)青柳いづみこ氏 ピアノ演奏付き講演「パリのサロンで生まれた音楽ー19世期末から1920年代までー」
日本音楽学会東日本支部第 87回定例研究会では、ピアニスト・文筆家の青柳いづみこ氏による演奏付き講演が行われます。2023年に刊行された『パリの音楽サロンーベルエポックから狂乱の時代まで』(岩波新書)に基づき、新しい音楽の登場にあたって「サロン」という場が果たしたメセナの役割について論じるものです。ディアギレフ率いるバレエ・リュスを支援したグレフュール伯爵夫人のサロンから、ジャン・コクトーと「フランス6人組」の面々が集った「ミヨーの土曜会」までを扱った7つの場にちなみ、7つの楽曲がソロ、4手連弾、2台ピアノと趣向を変えて演奏される贅沢な企画です。多数のご参加をお待ちしております。
* 会員、非会員、学生、研究者を問わずどなたでも無料でご参加いただけます(要事前申込)。
* 会場参加とオンライン参加の両方が可能です。
* お申し込みは画面下の「第87回定例研究会申込フォーム」よりどうぞ。
日時:2024年 3月 25日(月)14:00-16:00
場所:国立音楽大学 新1号館 合唱スタジオ(N-128)マップ:https://www.kunitachi.ac.jp/access/index.html
企画・講演・演奏:青柳 いづみこ(大阪音楽大学名誉教授)
司会:中田 朱美(国立音楽大学)
内容:演奏付き講演「パリのサロンで生まれた音楽 ――19世紀末から1920年代まで――」
共演:飯島 聡史(国立音楽大学大学院助教)
資料作成・発表補佐:石野 香奈子(明治学院大学大学院)
演奏曲目プログラム
1.グレフュール伯爵夫人のサロンから
ガブリエル・フォーレ:パヴァーヌ [連弾(夏目恭宏編曲)]
2.プルーストのサロンから
レイナルド・アーン:画家の肖像 [ソロ]
3.サン=マルソー夫人のサロンから
フォーレ=メサジェ:バイロイトの思い出 [連弾]
4.ポリニャック大公妃のサロンから
エリック・サティ:『ソクラテス』より 第1部 [2台ピアノ(ジョン・ケージ編曲)]
5.ユイガンス音楽堂から
ジェルメーヌ・タイユフェール:野外遊戯 [2台ピアノ]
6.ヴィユ・コロンビエ座から
ルイ・デュレ:カリヨン [連弾]
7.ミヨーの土曜会から
ジョルジュ・オーリック:さらばニューヨーク [連弾(ミヨー編曲)]
*オンライン参加、会場参加、どちらも以下の申し込みフォームから登録をお願いいたします。
会員の方だけでなく非会員の方もご参加いただけます。
申し込み期限:2024年 3月 24日(日)17:00
座席数:130